釧路川の硫酸イオンδ34S値について

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  • クシロガワ ノ リュウサン イオン デルタ 34 Sチ ニ ツイテ

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抄録

上流部の各種温泉のために硫酸イオン濃度の高い釧路川について、本流流下過程を中心に、主要イオン組成の変遷と硫酸イオン硫黄安定同位体比(δ(34)S)について調査を実施した。釧路川屈斜路湖流出口でのδ(34)S値は、14.3〜14.7‰と安定的で、各温泉郡の混合的な値を示していた。釧路川のδ(34)S値は、流下に伴って徐々に減少する傾向が見られ、また、降雨影響によっても減少し、下流部の釧路湿原内(二本松橋)では、10.4〜12.8‰を示した。

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