肥育前期の規格外大麦給与割合が豚の発育と肥育成績に及ぼす影響

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説明

飼料価格の高騰しており、県内の養豚経営では農産副産物の規格外大麦の飼料利用に関心が高まっている。そこで豚の肥育前期における規格外大麦の給与割合の違いが、発育や肉質に及ぼす影響について検討した。当場産のLW去勢琢12頭を用いて、72日齢から112日齢までを肥育前期とし、子豚育成用配合飼料のみの対照区と配合飼料に大麦を20%、40%代替する3区を設け、各区4頭で実施した。その結果、肥育前期に配合飼料を規格外大麦で40%まで代替しても、発育成績、1日当たりの飼料摂取量は、対照区との間に差はなく、その後の発育や肉質成績にも差はなかった。

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