日本の水田雑草について
書誌事項
- タイトル別名
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- Paddy weeds in Japan
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抄録
日本の水田雑草の種類は210種前後と思われているが、強害草はこのうち30種である。ノビエは昔から最も重要な防除対象であるが、他の雑草の重要度は時代により変わってきた。昭和30年代後半からはマツバイやヒルムシロ、その後はウリカワ、ミズガヤツリ、ホタルイなどの防除が大きな問題となった。しかし近年、一発処理剤による除草体系が水稲作に広く普及しており、水田に残る雑草の種類も限られたものになっている。逆に問題となっている雑草種は、一発処理剤を主体とした除草体系で残りやすい種であるともいえる。1993年頃からアセト乳酸合成酵素(acetolactate synthase: ALS)を阻害するタイプの除草剤の一つであるスルホニルウレア系除草剤(SU剤)に対する抵抗性が水田雑草に確認され始め、現在はこのSU剤抵抗性が水稲作の雑草防除における大きな問題の一つとなっている。本稿では日本産水田雑草の生理・生態および近年問題となる水田雑草について述べるとともに、そのSU剤抵抗性の研究について紹介する。
収録刊行物
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- 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University
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京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (19), 1-8, 2010-12
木津川 : 京都大学大学院農学研究科附属農場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763659362688
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- NII論文ID
- 40018796491
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- NII書誌ID
- AN10074361
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- ISSN
- 09150838
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- NDL書誌ID
- 11075748
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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