培養細胞を用いたパリトキシン毒性試験法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- バイヨウ サイボウ オ モチイタ パリトキシン ドクセイ シケンホウ ノ ケントウ
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説明
パリトキシンはアオブダイ等の食用魚に含まれる自然毒であり、その強い毒性から食品衛生上問題視されている。一般にパリトキシンの検出にはマウス試験が用いられているが、検出感度の低さや倫理的な観点から、代替法の開発が望まれている。そこで今回、培養細胞を用いたパリトキシン毒性試験法の構築を試みた。細胞株、培地、曝露時間等を検討した結果、H9C2細胞を用いた場合、曝露開始から最短3時間で充分な感度(IC50: 121ng/mL)で検出できた。今後、更なる検討を加えることによって、パリトキシンを特異的に検出する方法の開発が期待される。
収録刊行物
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- 愛知県衛生研究所報
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愛知県衛生研究所報 (61), 31-38, 2011-03
名古屋 : 愛知県衛生研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763660617856
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- NII論文ID
- 40018934261
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- NII書誌ID
- AN00267857
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- ISSN
- 05157803
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- NDL書誌ID
- 11187207
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles