スギ木炭の空隙構造に及ぼす炭化時の温度、酸素濃度、温度保持時間の影響
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説明
炭化時の温度、温度保持時間及び酸素濃度がスギ木炭の空隙形成に及ぼす影響を解析した。細孔分布の測定は窒素吸着法を用い、比表面積の測定はガス吸着量の厚さから表面積を計算するt法を用いた。炭化温度、酸素濃度の増加に伴い収率は減少するが炭北物の比表面積は増加し、酸素濃度0%、炭化温度600℃以上もしくは酸素濃度0.5~3%、炭化温度500℃以上で形成される空隙の60~90%はマイクロポアであった。これらのことから、木炭の空隙構造は炭化時の温度、酸素濃度条件によるマイクロポア形成の度合いにより変化することが明らかとなった。
収録刊行物
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- 岩手県林業技術センター研究報告 = Bulletin of the Iwate Prefectural Forestry Technology Center
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岩手県林業技術センター研究報告 = Bulletin of the Iwate Prefectural Forestry Technology Center (12), 1-5, 2004-03
岩手県林業技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763660624640
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- NII論文ID
- 80016639011
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- NII書誌ID
- AN10544997
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- ISSN
- 13411438
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
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