飼料作物品種比較試験(28)

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  • シリョウ サクモツ ヒンシュ ヒカク シケン 28

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抄録

本試験は、岐阜県内における作付け適応性を調査し、県の奨励品種選定の基礎資料とするため行っている。平成21年度は、トウモロコシ17品種及びイタリアンライグラス5品種の合計22品種について比較試験を実施し次の成績が得られた。 1.イタリアンライグラス イタリアンライグラスは、21年度から3ヶ年中生品種の検定をおこなう。本年度の成績は「タチムシャ」が倒伏に強く、「スプリングロール」は反対に弱かった。乾物収量は奨励品種の「ナガハヒカリ」が最も優れ、次いで「サツキバレ」が多かった。 2. トウモロコシ(単年度) 乾物収量は、早生品種ではKD621が、中生品種ではKD660、DKC61-24、晩生品種ではZcorn-128が多収であった。 3. トウモロコシ(2年間) 乾物収量は、早生品種では36B08およびLG3520が基準品種と同等もしくは優れた。中生品種ではKD660およびDKC61-24が基準品種より優れた。また、ごま葉枯れ病に対する抵抗性は36B08が高かった。

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