釣獲されたメダイの鮮度実態と船上における致死方法の検討

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  • チョウカク サレタ メダイ ノ センド ジッタイ ト センジョウ ニ オケル チシ ホウホウ ノ ケントウ

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抄録

釣で漁獲されるメダイの鮮度保持技術を確立するため,船上における適正な処理方法を検討した。メダイを延髄刺殺と脱血,脊髄切断と脱血,脱血,温度ショック,鰓切断後15分間放置,苦悶死で致死させたところ,苦悶死区の筋肉a*値が他よりも高く,脱血した試験区の筋肉中の出血が他よりも少なかったことから,脱血により筋肉の白さを保つことが出来る事がわかった。しかし,破断強度,K値には,致死条件はほとんど影響しないと思われた。鮮度実態における破断強度とK値の差は,温度管理などの致死条件以外の原因によるものと考えられた。

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