小麦「ニシノカオリ」における赤かび病防除同時尿素葉面散布

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  • コムギ ニシノカオリ ニ オケル アカカビ ビョウ ボウジョ ドウジ ニョウソ ヨウメン サンプ

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抄録

1 尿素の1.8~2.2%溶液(a当たり窒素0.1~0.2kg) を開花期頃及びその7~12日後の2回、葉面散布することにより、通常の開花期追肥と同等の子実タンパク質合有率向上効果が認められる。2 2回の葉面散布による施肥窒素量a当たり0.2~0.4kgの範囲では、成熟期の遅れや倒伏増大、外観品質の低下はない。葉先枯れや芒先端の白化が発生するが、2%前後の濃度であれば、程度は軽い。3 尿素溶液と赤かび病防除剤を同時施用することによる小麦への薬害はなく、子実タンパク質含有率の向上効果も認められる。

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