底泥中に存在する殺藻ウイルスHcRNAVの感染価の維持に及ぼす保存温度の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Preservation Temperature on Infectivity titer of Algicidal Virus HcRNAV in Bottom Sediment
- ソコ デイチュウ ニ ソンザイ スル サツソウ ウイルス HcRNAV ノ カンセンカ ノ イジ ニ オヨボス ホゾン オンド ノ エイキョウ
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説明
殺藻ウイルスHcRNAVが含まれる底泥を赤潮防除に利用することを目的として,底泥中のウイルス感染価の維持に適した保存温度について検討したところ,設定した10℃,4℃。-30℃の3条件の中では,-30℃でウイルス感染価が最も良く維持されていた。また,ウイルスが含まれる底泥利用の安全性について検討するため,底泥からの植物プランクトンのシスト発芽状況,ならびに凍結保存によるシスト発芽抑制効果について調べたところ,凍結保存前の底泥からは,多種の植物プランクトンのシストの発芽が確認されたが,底泥を-30℃で凍結保存することでシストの発芽が抑制された。以上のことから,ウイルスを含む底泥を-30℃で凍結保存することにより,必要な時に,高いウイルス感染価を有する底泥を,より安全に赤潮防除に利用できる可能性が明らかになった。
収録刊行物
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- 三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute
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三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute (21), 21-26, 2012-03
志摩 : 三重県水産研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763668280960
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- NII論文ID
- 40019234372
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- NII書誌ID
- AA12374455
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- ISSN
- 18838812
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- NDL書誌ID
- 023593963
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles