夏秋キャベツにおける菌核病の発生生態と防除法

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  • Epidemiology and Control Methods of Screlotinia Rot in Cabbage from Summer to Fall

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高冷地におけるキャベツ菌核病の発生生態と防除法について検討した。キャベツ菌核病菌の子のう盤の開盤は、日平均気温度が15℃以上、降水量が30mm程度の降雨の後に増加が認められた。また、子のう盤の開盤は、5月下旬定植の作型においては6月下旬~7月上旬にピークとなり、発病は6月下旬以降の定植で少なくなった。発病ほ場は、収穫後発病株のキャベツ残渣を30日間放置すると翌年の発病が助長された。防除法については、子のう盤の開盤時期から薬剤散布することで散布回数が削減できた。また、登録薬剤では、イプロジオン水和剤、ボスカリド水和剤、フルジオキソニル水和剤の防除効果が高かった。

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