六条大麦「ファイバースノウ」(Hordeum vulgare f. hexastichon)を利用する場合のビール醸造条件

書誌事項

タイトル別名
  • Brewing conditions when using the 'fibre snow' six-rowed barley (Hordeum vulgare f. hexastichon)
  • ロクジョウ オオムギ 「 ファイバースノウ 」(Hordeum vulgare f. hexastichon)オ リヨウ スル バアイ ノ ビール ジョウゾウ ジョウケン

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説明

六条大麦「ファイバースノウ」の新たな利用方法としてビールを醸造するため、原麦の醸造適性,麦芽の製造条件や麦汁の糖化条件などを検討した。「ファイバースノウ」はビール用として広く用いられている二条大麦「スカイゴールデン」より粒が小さく、炭水化物は少ないが,βグルカン含量が高い特徴を有していた。発芽温度は15℃から20℃,4日から5日発育させ,80℃で焙煎して麦芽を調製し,蛋白休止時間を30分以上行って麦汁を調製することにより,ろ過の遅延や濁りもなくビールを醸造することが可能となった。

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