サンマウオジラミ(Caligus macarovi GUSSEV)によるサンマの皮膚寄生病
書誌事項
- タイトル別名
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- サンマウオジラミ Caligus macarovi GUSSEV ニ ヨル サンマ ノ ヒフ キセイビョウ
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抄録
1961年の秋季サンマ漁期全般に亘って、サンマの体側特に腹側に、小さい円い傷跡が見られた。この様なことは異例なことであるので、その原因・傷跡の出現状況等について調査した結果は次の通りである。1.サンマの腹側にみられる小さい円い傷跡は寄生性橈脚類のサンマウオジラミCaligus macaroviの寄生によって生じるもので、之は表皮と粘膜質を侵し、筋肉中に潜入はしない様である(第1~2図)。2.傷跡の出現状態はサンマの魚体の大きさには特に関係がなく、傷跡出現率の高いもの程傷跡密度も高かった。3.傷跡出現状況は同じ時期では高緯度漁場のものより低緯度漁場のものの方に多かった(第2表)。従って漁獲表面水温との関係では高水温側のものに多かった(第8図)。4.サンマウオジラミの寄生はサンマの肥満度に影響を与える様である(第9図)。
収録刊行物
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- 東北海區水産研究所研究報告 = Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory
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東北海區水産研究所研究報告 = Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory (21), 50-56, 1962-06
塩釜 : 水産庁東北海区水産研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763681376896
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- NII論文ID
- 40018143686
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- NII書誌ID
- AN00167397
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- NDL書誌ID
- 9128832
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles