西南暖地型牛舎に対応した自動哺乳システムの開発 : 自動哺乳機を活用した省力化試験

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  • セイナン ダンチガタ ギュウシャ ニ タイオウ シタ ジドウホニュウシステム ノ カイハツ : ジドウホニュウキ オ カツヨウ シタ ショウリョクカ シケン

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説明

子牛の哺育管理における省力化のため、自動哺乳機を活用した群飼養について、カーフハッチによる個別飼養と比較し、その有用性について検討した。供試牛にはホルスタイン種雌子牛8頭を用い、自動哺乳機区とカーフハッチ区に4頭ずつ振り分けた。自動哺乳機区では、代用乳1日500gを最大8回に分けて給与した。カーフハッチ区では、代用乳1日500gを2回に分けて給与した。その結果、1日の労働時間は、自動哺乳機区で1.5分/頭、カーフハッチ区で20分/頭と、自動哺乳機区において大幅に短縮された。また、35日齢から42日齢の日増体重は、自動哺乳機区で平均1.2kg/日、カーフハッチ区で平均0.9kg/日と有意な発育差が認められ、自動哺乳機を活用した哺育管理の有用性が確認された。49日間の飼養コストは、自動哺乳機区がカーフハッチ区より2,820円高かった。

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