Studies on the control of the injury by continuous cropping of melon by using bark compost

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  • バーク堆肥を用いたメロンの連作障害の抑制に関する研究
  • バーク タイヒ オ モチイタ メロン ノ レンサク ショウガイ ノ ヨクセイ ニ カンスル ケンキュウ

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2007年から2009年にかけて年に2回(計6回)メロンを連作栽培し,バーク堆肥による連作障害抑制効果を試験した。栽培処理区は「バーク堆肥+土・有機肥料連作区」,「バーク堆肥+土・化学肥料連作区」,「バーク堆肥+土・化学肥料単作区」および「土・化学肥料連作区」とした。その結果,バーク堆肥を用いない土のみの区で2作目からメロンの株の萎凋が見られ,4作目では収穫前に全ての株が萎凋し枯死した。一方,土にバーク堆肥を加えた区では萎凋する株は発生しなかったことから,バーク堆肥の連作障害抑制効果が認められた。5作目では,萎凋した原因を明らかにするため,土だけで連作した区をさらに二つの区に分け,クロールピクリンで土壌消毒した区(消毒区)と消毒をしなかった区(無消毒区)を設けた。無消毒区では,5作目および6作目においても4作目以上に初期生育の遅れが見られたのに対し,消毒区では健全に生育し,収量および品質が対照区に比べ優れた。土壌消毒により萎凋症状の発生が改善されたことから,この原因は土壌中の生物性要因であり,土壌伝染性の病原菌であると考えられた。

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