2013年春夏季の岩手県における定置網によるスルメイカの漁獲動向および発生時期

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タイトル別名
  • Catch trends of Todarodes pacificus during the spring-summer period in 2013 in Iwate Prefecture with comments on the hatch timing
  • 2013ネン シュンカキ ノ イワテケン ニ オケル テイチアミ ニ ヨル スルメイカ ノ ギョカク ドウコウ オヨビ ハッセイ ジキ

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説明

2013年春夏季に岩手県地先海域で漁獲されたスルメイカについて,平衡石日周輪解析により郡構成の特徴を明らかにし,漁獲動向との関係を検討した。その結果,春夏季の本県定置網では1月生まれの冬季発生系群を主体として複数の発生群が漁獲対象となっていることが確認され,早期に発生した群から順次来遊し,滞留せずに移出することを繰り返しているものと推察された。また漁獲動向との関係から,各発生群の豊度や来遊状況が定置網漁獲量の多寡や漁期に影響を及ぼす可能性が示唆された。

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