リーフディスク法によるブドウべと病抵抗性の簡易検定

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  • Rapid screening assay of downy mildew resistance in grapevines by application of the leaf disc method

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説明

べと病抵抗性品種育成の効率化を目的に,精度が高く,かつ簡易な検定方法を作出した。1. 検定規模が小さく,かつ環境制御が可能な,リーフディスク法を適用した。2. べと病菌の接種条件の検討を行い,接種葉位は3~5,接種分生胞子濃度は10 4個/mlが適していると判断した。3. 接種したリーフディスクを,温度19℃で7日間培養し,分生胞子が形成された面積から発病度を算出し,抵抗性を評価した。4. 本法での検定結果は,圃場における自然発病を調査した結果とほぼ一致した。これにより,べと病の圃場抵抗性を正確かつ簡易に判断することが可能となった。

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