飼料用とうもろこし栽培における耕起作業前後のたい肥施用効果
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説明
耕起作業前後のたい肥施用が,飼料用とうもろこしの栽培における収量性に与える効果について検討を行った。耕起後のたい肥施用は初期生育が良好となるが,収量は子実収量が少ないことで,乾物総収量が劣った。これはたい肥をすき込む深さが浅く有機物の分解速度が速いために幼穂形成期(雌穂)以降の十分な窒素供給がされなかったためと考えられ,プラウ耕によりたい肥をすき込む深さを深くすることで,幼穂形成期(雌穂)以降の十分な窒素供給が行われ乾物総収量が確保できる可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 岩手県農業研究センター研究報告
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岩手県農業研究センター研究報告 (14), 47-54, 2015-10
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763689743104
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- ISSN
- 13464035
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB