飼料作物品種比較試験(33)

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  • シリョウ サクモツ ヒンシュ ヒカク シケン(33)

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本試験は、岐阜県内における飼料作物の作付け適応性を調査し、県奨励品種選定の基礎資料とするために行った。平成26年度は、トウモロコシ10品種(2年目)およびオーチャードグラス5品種(3年目)の比較試験を実施した。1. トウモロコシ 早生品種の「タカネスター」は、基準品種の「36B08」に比べて稈長が高く、乾物重も優れていた。中生品種の「P2307」は、基準品種の「31P41」に比べて稈長が有意に高く、茎葉重が優れていた。晩生品種の「NS127」は、基準品種の「ZX8486」に比べて雌穂重が優れていた。2. オーチャードグラス 基準品種の「ナツミドリ」は、乾物収量が最も優れていた。「ベンチマーク」は、「ナツミドリ」に次いで乾物収量が優れ、「ナツミドリ」で認められる雲形病や雑草の発生程度は低かった。

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