施業による災害防止機能への影響評価

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抄録

森林施業が土壌侵食に与える影響を調査するため,松本市山辺の薄川流域寒沢小流域で土砂受け箱による調査を実施したところ,搬出間伐実施後3年目以降は実施前よりも土壌侵食が低下しているという結果が得られた。地形や地質構造が災害発生機構に与える影響を明らかにするため,地形判読を容易にする立体図法としてCS立体図を開発した。過去の災害事例調査として,2006年に岡谷市を中心に発生した豪雨災害と2012年に茅野市北山地区で発生した豪雨災害の発生機構を検討した。また同様の発生機構による災害が発生しやすい場所をGISの条件検索により長野県内から抽出した。

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