日射制御型拍動自動灌水装置による点滴灌水が丹波ヤマノイモ(Dioscorea polystachya Turcz. )の肥大と形状に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of automated pulsating drip irrigation using a solar-powered pump on the growth and shape of Chinese yam (Dioscorea polystachya Turcz.) tubers
  • ニッシャ セイギョガタ ハクドウ ジドウ カンスイ ソウチ ニ ヨル テンテキ カンスイ ガ タンバ ヤマノイモ(Dioscorea polystachya Turcz.)ノ ヒダイ ト ケイジョウ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

日射制御型拍動自動灌水装置と点滴灌水チューブによる灌水が丹波ヤマノイモの肥大と形状に及ぼす影響について検討した。1 拍動灌水装置を使った点滴灌水は,従来の畝間灌水に比べイモの重量は増加し,凹凸が減少した。またイモ表面のひび割れも減少した。2 増収と秀品率の向上には,イモ周辺の15cm深さで土壌水分張力(pF)1.5前後かつ変動が小さいことが望ましかった。そのための灌水量の目安は,1日1株当たり平均して0.5L前後であった。3 ポリマルチ栽培と拍動灌水装置による自動灌水を組み合わせて,追肥は灌水時に液肥を混入する方式で行えば,イモの重量は無マルチ区より増加し形状には差異がなかった。

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