在来ナス品種‘佐土原’の形質変異

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タイトル別名
  • Phylogenetic variation of traditional eggplant variety, 'Sadowara' in Miyazaki Prefecture
  • ザイライ ナス ヒンシュ'サド ゲン'ノ ケイシツ ヘンイ

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抄録

宮崎県総合農業試験場薬草・地域作物センターが宮崎県内から収集した在来ナス品種‘佐土原’の17株について形質変異を調査した。1. 在来ナス品種‘佐土原’は,果実重が172.4gから248.3g,果長は18.7cmから21.8cm,果径は5.7cmから6.5cmである。ナスの形状はこん棒型と楕円型が多い。果皮の色は9210(暗赤紫),9218(暗灰紫),9510(暗赤紫)等の赤紫を中心としたものであった。2. 在来ナス品種‘佐土原’はクラスター分析によりI: 楕円形の果実のグループ、II: こん棒型の果実を作り、果実重が重いグループ、III: こん棒型の果実を作り、果実重が軽いグループの3つのクラスターに分類することができた。

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