BSL 3の保存細菌株の病原因子を迅速に確認するカクテルPCR-DNAクロマト法

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タイトル別名
  • A cocktail PCR and DNA strip method for quick confirmation of multiple pathogenic factors in BSL3 stock cultures

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説明

BSL3の細菌の分譲にあたって分譲株が不安定な病原性因子を保有しているかどうかの情報が要求される。多種類にわたる菌種の病原因子を確認し,分譲することは少数のスタッフで運営されている分譲業務には大きな負担になる。我々は最大6種類のプライマーにTagをつけ,一本のPCRチューブ内で増幅するカクテルプライマー増幅法を作成し,増幅産物をDNA-Strip上にプリントしたAnti-Tagに結合させ,3本の位置マーカー情報と対比させ,増幅産物を目視判定する方法を作成した。この方法で単一集落からPCR産物の目視判定まで40分以内でBSL3の病原体の病原因子の有無を判定する方法を確立した。

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