拮抗菌および天敵によるキュウリうどんこ病の生物的防除の試み

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タイトル別名
  • The attempt to biological control of cucumber powdery mildew by the antagonist and natural enemy
  • キッコウキン オヨビ テンテキ ニ ヨル キュウリウドンコヤマイ ノ セイブツテキ ボウジョ ノ ココロミ

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説明

福井県北部のキュウリ,カボチャにはOidium属Fibroidium亜属菌によるうどんこ病が発生する。このうどんこ病に対して拮抗菌や天敵を用いた防除効果を調査した。ウリ類うどんこ病斑からは頻繁にAmpelomyces菌,Pseudozyma菌が分離された。これら分離菌をキュウリに前接種し,うどんこ病菌をチャレンジ接種したが,その防除の効果は低かった。ウリ類うどんこ病菌を食菌するキイロテントウは7~8月に大野市,勝山市で確認された。うどんこ病の発生したキュウリ苗にキイロテントウを大量に放飼するとうどんこ病菌をすべて食べつくした。

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