同一抽出液によるネギの遊離糖含量及びピルビン酸生成量定量分析の可能性

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タイトル別名
  • Quantitative analyses of free sugar content and pyruvic acid production using one extract of Japanese bunching onion (Allium fistulosum L.)
  • ドウイツ チュウシュツエキ ニ ヨル ネギ ノ ユウリ トウ ガンリョウ オヨビ ピルビンサン セイセイ リョウテイリョウ ブンセキ ノ カノウセイ

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説明

ネギの育種や品種比較時に多量のサンプルを同時期に分析することが多いため,遊離糖含量及びピルビン酸生成量の同一抽出液を用いた簡易分析法及びその分析部位について検討した。遊離糖含量は酵素法,ピルビン酸生成量は吸光光度法により定量した。その結果,遊離糖含量は,サンプル加熱の有無による差がないことから,ピルビン酸生成量の測定と同一の抽出液で分析できることを明らかにした。また,遊離糖含量とピルビン酸生成量は,部位や葉位により差があることから,個体間差を調査する場合,同一の部位や葉位からサンプルを採取することを提案する。

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