Bulk force-ripening method for Japanese apricot 'Tsuyuakane' fruit and simplified determination criteria of optimum harvesting time

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  • ウメ‘露茜’果実の大量追熟法およびそれに適した収穫時期簡易判定法の開発
  • ウメ'ロアカネ'カジツ ノ タイリョウツイジュクホウ オヨビ ソレニ テキシタ シュウカク ジキ カンイ ハンテイホウ ノ カイハツ

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Abstract

本研究では,収穫コンテナを用いた‘露茜’果実の大量追熟技術を開発するとともに,追熟に適した生産者向けの収穫期判断基準を提示するため,果皮色に基づいた簡易な熟度指標を作成した。1. 収穫コンテナにエチレン発生剤を入れてビニル被覆することによって‘露茜’果実を追熟することができ,そのときのビニル被覆期間は2日が最適であることを明らかにした。2. 収穫コンテナを用いた‘露茜’果実の追熟におけるエチレン発生資材は,エチレン発生剤では4袋以上,‘南高’落下果実では‘露茜’の1/20量以上,エチレンガスを注入する際は960ppm以上もしくはより少ない量を複数回に分けて処理することが適切であると判断された。3. 果実重35~40g,着色指数10程度の果実を追熟すると,不完全着色果実の発生が少なく,アントシアニン含量も高まることが確認された。4. 着色指数に基づくカラー写真の収穫指標を作成した。

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