飼育条件下におけるアカザエビの産卵とふ化幼生の生態

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タイトル別名
  • Study of spawning and larval rearing of Metanephrops japonicus in laboratory
  • シイク ジョウケン カ ニ オケル アカザエビ ノ サンラン ト フカヨウセイ ノ セイタイ

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抄録

千葉県小湊沖の水深約200mで抱卵前のアカザエビを採取した。アカザエビは,採取から8ヶ月後に雌親の抱卵,14ヶ月後に幼生のふ化が観察された。6.6~14.1℃(平均水温: 9.2℃)の飼育環境下では,卵の脱落は観察されなかった。幼生ふ化の期間は3日間に集中し,浮遊幼生はふ化後約2日で,水槽底面に着底した。着底した個体は砂面に直径約20mmの巣穴を形成し,各巣穴に1個体ずつ生息する様子が観察された。

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