マダケおが粉を利用したシイタケ栽培

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  • マダケオ ガ コナ オ リヨウ シタ シイタケ サイバイ

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Abstract

・シイタケ菌床栽培のコスト削減とマダケ材の有効利用を目的として、マダケおが粉の培地基材への混合割合、堆積期間、堆積場所について検討した。・混合割合: 空調栽培の場合、培地基材として広葉樹おが粉の25%(乾燥重量)をマダケおが粉に置き換えても、対照区と比較して子実体の収量・個数に差がみられなかった。一方、発生を自然栽培で行った場合、広葉樹おが粉の25%以上(乾燥重量)をマダケおが粉に置き換えたところ、収量が有意に減少した。・堆積期間: 空調栽培において、広葉樹おが粉の25%(乾燥重量)をマダケおが粉に置き換えた場合、対照区と比較して、マダケおが粉を13か月まで堆積したものを用いても、子実体の収量・個数に差がみられなかった。・堆積場所: マダケおが粉は、屋外に5か月堆積しても使用可能であることがわかった。・マダケおが粉はシイタケ菌床栽培で有効利用ができることがわかった。

Journal

  • 研究報告

    研究報告 (21-22), 47-55, 2018-05

    榛東村 (群馬県) : 群馬県林業試験場

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