リン化亜鉛殺そ剤のカラマツとトドマツに対する薬害試験

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タイトル別名
  • Effects of soil treatment with zinc phosphide on growth and form of Japanese larch and Todo-fir seedlings: Field tests of phytotoxicity
  • リンカ アエン サッソザイ ノ カラマツ ト トドマツ ニ タイスル ヤクガイ シケン

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説明

リン化亜鉛1%粒剤を対象に薬害試験として,カラマツとトドマツの2年生造林地において,規定の2倍量にあたるha当たり2kgの粒剤を配置し,造林木に対する当該粒剤の薬害発生の有無を1成長期にわたって調査した。カラマツとトドマツの造林木の樹高成長では配置区と無配置区の間で有意差は観察されなかった。また葉の変色等(クロロシス,縮葉)のほか,頭梢部や側枝の凋萎は両樹種共に観察されなかった。今回の処理条件下では,リン化亜鉛1%粒剤のカラマツとトドマツの造林木に対する薬害症状は認められないと判定された。

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