x2y2模型の古典解の振る舞いについて

書誌事項

タイトル別名
  • On the behavior of classical solutions in x2y2 model
  • x2y2 モケイ ノ コテンカイ ノ フルマイ ニツイテ

この論文をさがす

抄録

M2膜の量子力学の特徴を単純化して2つの変x(t)とy(t)を用いて捉えたモデルとして知られるx2y2モデルの古典解の性質を調べ、次のことを証明する:limt→∞x(t)=±∞(あるいはlimt→∞y(t)= ±∞)を満たす古典解はポテンシャルの底を等速運動し続ける解のみである。これらの解の集合は解全体の空間の中では「測度0」であるので、この事実はほとんどの解は無限遠に到達する前に引き返してしまうことを意味する。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ