低融金属を用いた鋳金による教材開発の研究:イラストボードと石膏プレートを鋳型に応用した鋳造法

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Teaching Materials for Casting that Uses Fusible Metals: Casting Method that Applies illustration Boards and Plaster Plates to the Molds
  • テイユウキンゾク オ モチイタ チュウキン ニ ヨル キョウザイ カイハツ ノ ケンキュウ : イラストボード ト セッコウ プレート オ イガタ ニ オウヨウ シタ チュウゾウホウ

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説明

授業『美術教育実践論』において,新たな鋳型を用いた鋳金による教材実験を行った.その後これらの体験をもとにワークショップを行い,問題点や改善面を探った.一般から募集した参加者は小学生5名およびその保護者2名の計5 名であった.作業にかかった時間の経過や作業後のアンケー卜も実施し,指導上の問題点や改善点を明らかにした.鋳金によるものつくりは,最後に鋳型から取り出すまで分からないと言われている.しかしながら様々な試行錯誤を繰り返しつつ作業の効果を確認し,あらかじめその効果を予測してゆく事は,指導者に求められる大切な資質の一つである.指導上の問題点を,新たな事例をもとにその都度再認識してゆく作業は,今後も繰り返し行われなければならない.

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