学部留学生が抱える「留学生問題」とは何か ―信州大学経済学部留学生・日本人学生チューター・学部教員・学部職員から見た「留学生問題」―

書誌事項

タイトル別名
  • The “Ryugakusei Mondai”(difficulties faced by international students) for undergraduates :The perception of foreign students, tutors (Japanese students), teachers, and office staff who are members of the Faculty of Economics, Shinshu University
  • ガクブ リュウガクセイ ガ カカエル リュウガクセイ モンダイ トワ ナニ カ シンシュウ ダイガク ケイザイガクブ リュウガクセイ ニホンジン ガクセイ チューター ガクブ キョウイン ガクブ ショクイン カラ ミタ リュウガクセイ モンダイ

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抄録

本研究では,様々な問題を含む「留学生問題」全体に目を向け,その実相と構造を把握することを目的とし,インタビュー調査とアンケート調査を行った。調査対象者は信州大学経済学部の留学生,日本人学生チューター,教員,職員である。留学生だけでなく大学学部内で留学生と関わる人々を対象とすることで,それぞれの立場での「留学生問題」認識を多面的に示すことを試みた。調査では,横田・白(2004)のあげる留学生問題の6つの領域に関して,その問題度と具体的な問題の表れについて把握し,その要因と領域間の関係性を探った。

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信州大学経済学論集 62: 93-108(2011)

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