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抄録
要旨:自殺企図の手段として過量服薬があり、精神科や一般科による向精神薬等の処方の問題が以前から検討されている。長野県では、自殺企図事例の状況について調査を行い、最も多い企図手段であった過量服薬について分析を行った。その結果、過量服薬による自殺企図が多い性別・年代は、20代、30代女性であり、服薬した薬物は精神科の処方薬が最も多かった。自殺企図歴は自殺の最も強い危険因子と言われており、再企図による自殺既遂を防ぐため、医師だけではなく、薬剤師など他職種もゲートキーパー的役割も持ち、服薬状況や自殺企図について配慮していくことが大切だと思われる。
Article
信州公衆衛生雑誌 7(1): 38-39(2012)
収録刊行物
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- 信州公衆衛生雑誌
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信州公衆衛生雑誌 7 (1), 38-39, 2012-08
信州公衆衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763848598912
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- NII論文ID
- 120007108153
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- NII書誌ID
- AA12486936
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- HANDLE
- 10091/16056
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- ISSN
- 18822312
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles