教職科目「総合演習」の授業改善に関する基礎的研究:信州大学教育学部における学生の授業評価の分析に着目して

書誌事項

タイトル別名
  • A primary research for improving the 'Interdisciplinary Seminar' : Through the analysis of the students' evaluation at Faculty of Education in Shinshu University
  • 講義実践に基づく教育論 教職科目「総合演習」の授業改善に関する基礎的研究--信州大学教育学部における学生の授業評価の分析に着目して
  • コウギ ジッセン ニ モトヅク キョウイクロン キョウショク カモク ソウゴウ エンシュウ ノ ジュギョウ カイゼン ニ カンスル キソテキ ケンキュウ シンシュウ ダイガク キョウイクガクブ ニ オケル ガクセイ ノ ジュギョウ ヒョウカ ノ ブンセキ ニ チャクモク シテ

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抄録

本研究の目的は,教育職員免許法の改正にともなって新設され,今年で5回目の実践となった教職科目「総合演習」の授業改善にある。この科目のねらいは,人類に共通する課題等を扱い,その課題について子どもたちを指導するための方法及び技術を習得させることと規定され,学生が主体的に課題を追究し,ディスカッションやフィールドワーク等の活動も取り入れたりしながら,探究的な学びを展開させることが目指されている。しかし,大学における伝統的な授業方法では,こうした主旨に沿った授業を提供することは難しい。そこで,各教育系大学で試みられている「総合演習」の調査報告書や,アメリカの教員養成プログラムにおける「総合」の動向などを参考にしつつ,本学部の学生の授業評価に着目して授業改善の指標を導き出した。そして,グループ・プロジェクトによる協同学習スタイルを,本学部における総合演習の改善モデルとして提示した。

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信州大学高等教育システムセンター紀要 1: 19-30(2005)

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