一貫校合同による慶應義塾立科山荘夏期野外実習 : 中・高・大学生, 教員の連携による新しい理科教育の形

書誌事項

タイトル別名
  • イッカンコウ ゴウドウ ニ ヨル ケイオウ ギジュク タテシナ サンソウ カキ ヤガイ ジッシュウ : チュウ・コウ・ダイガクセイ, キョウイン ノ レンケイ ニ ヨル アタラシイ リカ キョウイク ノ カタチ
  • Ikkanko godo ni yoru Keio gijuku Tateshina sanso kaki yagai jisshu : chu ko daigakusei, kyoin no renkei ni yoru atarashii rika kyoiku no katachi
  • A report of new field work in Tateshina by joint of students and pupils in Keio Gijyuku

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抄録

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慶應義塾の一貫教育制度を活かし, 中学生から大学生を対象とした合同の野外実習を行った。本年度は昨年度までの神奈川県真鶴町における臨海実習から長野県立科町の慶應義塾立科山荘に場所を移して実施した。 本実習の目的は前回までの3つのテーマ, 1.「低学年からの理科離れを防止」すること。2.「理科系を目指すだけでなく, 文系を目指す中高生や大学生が, 体験を共有することによって自然科学の正しい知識や理解を深め, 科学的な考え方を持続維持できるためのカリキュラムを構築する。」こと。3.「異なる学校間における協力と連携, 情報交換をする。」こと。4.「異なる学校の学生, 教員が共に学ぶことにより慶應義塾社中の一体感を高める。」ことである。実習をおこなった結果, 立科山荘においても, 臨海実習と同様に中学生や高校生, 大学生間でそれぞれの個性を活かし, 協力して課題に取り組み結果を出すことができた。また教員間の異分野での連携と協力が円滑におこなわれた。異なる年齢のものが共に協力して学習し, 教員も学ぶ半学半教の精神は塾の原点であり, お互いの能力, 個性を高めることに有効である。

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