「国際法の完全性」(一) : その理論史と概念整理

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序論 第一章 「国際法の完全性」を巡る諸理論の前史 (一) はじめに (二) 一六世紀から一八世紀前半までの「国際法」理論の傾向と「国際法の完全性」 (三) 一八世紀後半から一九世紀にかけての国際法学と「国際法の完全性」 1 「欧州公法」としての国際法 2 「文明諸国間の法」としての国際法 (四) 一九世紀国際法理論と「国際法の完全性」(以上、本号) (五) 「国際法の欠缺」論の登場(以下、八四巻五号) (六) 「国際法の完全性」論の登場に至る経緯 1 実証主義国際法学の完成 : オッペンハイムを中心として 2 法律家諮問委員会における「国際法の完全性」に関わる議論 3 戦間期における「国際法の不完全性」論 4 「国際法の完全性」論の登場とその後の理論状況 (七) 本章のまとめ 第二章 「国際法の完全性」の肯定論と否定論の理論的根拠(以下、八四巻七号) (一) はじめに (二) 「国際法の完全性」肯定論の理論的根拠 1 根本規範 2 法の一般原則 3 訴訟における「当事者対抗原則」 4 消極的残余原則(The Residual Negative Principle) 5 主権の残余原則(ローチュス原則) (三) 「国際法の完全性」否定論の理論的根拠 : 法の不存在領域 1 国際法における欠缺の存在 2 「法から自由な領域」(rechtsfreier Raum) (四) 本章のまとめ 第三章 「国際法の完全性」のコロラリーとしての "non liquet" 宣言の禁止(以下、八四巻八号) (一) はじめに (二) "non liquet"宣言の禁止を支持する学説 (三) "non liquet"宣言の許容を支持する学説 (四) "non liquet"を巡る国際判例の展開 1 "non liquet"宣言の禁止を支持する論理を内包する国際先例 2 "non liquet"宣言の許容を支持する論理を内包する国際先例 (五) 本章のまとめ 結論

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