豊島事件における環境紛争解決過程 (ニ・完)

書誌事項

タイトル別名
  • テシマ ジケン ニ オケル カンキョウ フンソウ カイケツ カテイ 2 カン
  • テシマ ジケン ニ オケル カンキョウ フンソウ カイケツ カテイ (ニ・カン)
  • Teshima jiken ni okeru kankyo funso kaiketsu katei (ni kan)
  • Settlement process of environmental pollution dispute in TESHIMA Case (2 end)

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説明

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一 はじめに 二 環境問題と環境法学 1 環境問題のとらえ方 2 環境問題と法学の対応 3 環境紛争解決過程からみる視点 三 産業廃棄物の蓄積と紛争主体の対応 1 産業廃棄物蓄積過程をみる視点 2 排出事業者と行政 3 処理業者と行政 (一) 許可を受けた処理業者による不法投棄とその放置 (二) 捜査機関の対応による不法投棄の終了 (三) 放置された産業廃棄物に対する行政的措置 4 豊島住民と行政 5 豊島住民と処理業者 6 環境紛争解決手続開始時点の産業廃棄物をめぐる状況 --(以上七五巻六号) 四 調停手続における合意形成過程 1 調停開始時の対立状況 2 豊島住民と香川県が産業廃棄物処理の枠組みを創造する過程 (一) 環境汚染の実態解明 (二) 環境汚染防止対策の決定過程 (三) 中間合意とその評価 (四) 最終合意とその評価 3 香川県以外の被申請人の調停への関与 (一) 処理業者の破産と豊島住民の権利実現形態 (二) 排出事業者が解決金を支払うことに同意するに至る過程 (三) 国と豊島住民との調停経過 五 環境紛争解決過程の検討 1 豊島における環境紛争の性格 2 調停において環境回復の枠組をつくることができた要因 (一) 法的構成の柔軟性 (二) 調停指揮における柔軟性 (三) 環境破壊の実態の客観的把握 (四) 廃棄物処理方法の専門的検討過程 (五) 紛争当事者が主体的に関与する場の提供 (六) 住民会議と弁護団の存在 3 公益に関わることを調停で解決する問題 4 環境法学への示唆 六 おわりに (資料) 1 中間合意 2 調停条項 3 豊島事件年表 --(以上本号)

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