書誌事項
- タイトル別名
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- ゲンダイ ニホン カンゴ ニ オケル シン ウチイリ コワネ ノ ソクオンカ ニ ツイテ
- Consonant Gemination of Shinnai Nissho-on in Modern Sino-Japanese
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抄録
type:text
中国語の音節構造はIMVF/Tで示されるのに対し、日本語はCVのような単純な開音節構造であるため、中国語原音を日本語に受け入れる際に、様々な問題が発生した。韻尾のうち、入声音は原則的に狭母音をつけて開音節化させたが、唇内入声音の受け入れ方は複雑である。例えば、「習シュウ(シフ)」のように語尾が「-ウ(-フ)」となるもの、「湿シツ」のように「-ツ」となるもの、「雑ゾウ(ザフ)・ザツ」のように「-ウ(-フ)」と「-ツ」の2通りあるものの3パターンの写され方が存在する。このうち「-ツ」は特殊であり、これは無声子音の前で起きた促音によるものとされる。小論では、現代漢語における唇内入声音の促音化について分析し、それをもとに歴史的実態についても推測する。合わせて、字音(漢字の音)と語音(漢語の音)の関係を明らかにしたい。
収録刊行物
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- 文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Language and Literature
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文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Language and Literature 25 (2), 1-21, 2012-03-01
文教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763959364096
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- NII論文ID
- 120006418047
- 110009605147
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- NII書誌ID
- AN1006691X
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- ISSN
- 09145729
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- NDL書誌ID
- 023626090
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles