自治医科大学眼科弱視斜視外来における外来斜視手術の現状

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  • Status of strabismus surgery in the amblyopia and strabismus clinic of Jichi Medical University Hospital
  • ジチイカ ダイガク ガンカ ジャクシ シャシ ガイライ ニ オケル ガイライ シャシ シュジュツ ノ ゲンジョウ

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抄録

自治医科大学眼科弱視斜視外来を受診した斜視症例に対して行なった外来斜視手術の現状を報告する。2000年から2007年までに外来にて局所麻酔下に斜視手術を行なった286例320眼を対象に斜視の分類,術式を検討した。男性113例125眼,女性173例195眼,年齢は11歳~83歳,平均33.7±19.3歳であった。初回手術時の斜視の分類は内斜視73例,外斜視169例,上下斜視25例,麻痺性斜視11例,回旋斜視6例,その他2例であった。追加手術の割合は回旋斜視を除き10% 未満であった。局所麻酔下での手術にあたっては低侵襲の手術操作に配慮し,術中の疼痛の軽減と緊張を和らげることが大切である。

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