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抄録
従来、投影法の内容分析は形式分析と同様に、重要な結果の整理方法と考えられてきた。しかし内容分析は特殊な能力を有する一部の臨床家が行う名人芸という認識が定着し、結果の信憑性に疑義の表明されることが少なくない。この背景には内容分析の方法や訓練の方式が一定でなく、専ら臨床家個人に委ねられていることがある。内容分析からクライエントに有用な情報が得られることは、熟練した臨床家なら誰しもが経験的に理解していることである。パーソナルコンピュータの普及による形式分析偏重の昨今、内容分析の定式化を改めて模索する必要があろう。本稿ではロールシャッハ・テストを中心に内容分析を体系的・段階的に行う手順を提示するとともに、初心者への技能訓練の方法について述べる。
収録刊行物
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- Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要
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Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 1 13-21, 2011-03-12
関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845764130391808
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- NII論文ID
- 120006776294
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- NII書誌ID
- AA12590224
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- HANDLE
- 10112/00018707
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles