福祉国家において商店街が持つ競争戦略論的意味

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タイトル別名
  • Competitive Advantage of Community Business in the Welfare State
  • 福祉経済 福祉国家において商店街が持つ競争戦略論的意味
  • フクシ ケイザイ フクシ コッカ ニ オイテ ショウテンガイ ガ モツ キョウソウ センリャクロンテキ イミ

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抄録

本稿は、商店街が福祉国家においてコミュニティを維持させる重要な役割を持つとの視点に立ち、それがどのような場合に、大型ショッピングセンターやスーパーに対して競争優位を持つのかを分析している。第2節では、分析に用いる理論(心理会計モデル)を提示する。第3節では、理論モデルがスーパーの急成長や商店街の再評価といった現実の動きを、ある程度説明できることを確認する。最後に第4節では、少子高齢化により日本経済の成長が鈍化すると仮定した上で、理論モデルから導かれる商店街の生き残り戦略を提示する。

収録刊行物

  • 千葉経済論叢

    千葉経済論叢 (46), 71-82, 2012-07-24

    千葉 : 千葉経済大学

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