日本磯漁伝統の研究[X] - 磯漁民(見突き漁民)の漁撈伝承研究 -

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of the Tradition of Isoryo (Rockfish Fishermen) in Japan[X]
  • 日本磯漁伝統の研究(10)磯漁民(見突き漁民)の漁撈伝承研究
  • ニホン イソリョウ デントウ ノ ケンキュウ 10 イソリョウミン ミツキ リョウミン ノ ギョロウ デンショウ ケンキュウ

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抄録

わが国沿岸のムラ(村)の中には、地先の磯漁場で、アワビなどの貝類、ワカメなどの藻類、タコ、ナマコ、磯魚などの捕採をおこなってきた人々がいる。それが生計の主要な部分をしめ、生業としている人も多い。このような捕採対象物の漁獲方法をみると、地域差があり、同じでないことがわかる。すなわち、見突き漁による村、裸潜水漁による村、その両方の漁法を組みあわせている村や個人などがそれである。本稿であつかう神奈川県三浦市(三崎町)城ヶ島は、見突き漁、すなわち、地元でいう「ボウチョウ」と裸潜水漁の組みあわせによって磯の漁をおこなってきた。本稿はそのモノグラフである。

収録刊行物

  • 千葉経済論叢

    千葉経済論叢 (33), 1-41, 2006-01-31

    千葉 : 千葉経済大学

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