グローバル経済下の経営倫理に関する一考察

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  • グローバル ケイザイ カ ノ ケイエイ リンリ ニ カンスル イチ コウサツ

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本論文は、グローバル経済においての経営倫理の位置づけを探る試みである。中心となるのは、現在のグローバル経済の分析である。この分析に関しては、グローバル経済の変遷を経営学の歴史を中心にとらえ、そこで経営倫理がどのように扱われるようになってきたかを考察することから導いた。グローバル経済の実情を示すことは容易ではないが、経営学の立場からこれを視(み)、グローバル経済=現代のボーダレスな市場の実相としてとらえた。グローバル経済を経営学的に分析するアプローチとして以下を用いた。現代のグローバル経済をニューエコノミー論の立場から検証すること、および一般経営学、マーケティング、HRM(人的資源管理)の流れから分析すること。本論の核心はこのアプローチを用いた考察にある。結論は、グローバル経済とは人間性を中心にした経済であり、経営倫理はその中心的な役目を果たすということである。

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