夏秋ナスの高収量・省力・安定生産を可能とする少量培地耕栽培システムの開発

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タイトル別名
  • Development of high yielding, stable production and labor-saving system for egg-plant in summer and autumn, by small-amount medium culture
  • ナツ シュウ ナス ノ コウシュウリョウ ・ ショウリョク ・ アンテイ セイサン オ カノウ ト スル ショウリョウバイチコウサイバイ システム ノ カイハツ

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抄録

これまでに著者らが開発した土壌病害の発生を抑制でき、安定した生産が可能な独立袋栽培技術を基に、早期生産が可能で盛夏期以降の収量性と果実品質の向上、さらに主要品種「筑陽」への適用を目的にこのシステムの改良に取り組んだ。その結果、栽培槽へ幼苗を直接定植することにより収穫の前進化が可能となった。また、栽培槽の種類、培地の種類を変えて収量性を検討した結果、栽培槽HDFEポット、培地NEO-MIX21「袋栽培用」の組み合わせで良好な収量が得られた。一方「筑陽」においても慣行の「千両二号」と同等の給液管理で収量性の確保ができた。以上から早期安定生産が可能で高温期の生産性が向上できたうえ、「筑陽」にも本栽培システムの適応が可能なことが明らかとなった。

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