目的に応じたグラフを選択する見方・考え方の育成 ―小学校第3学年における積み上げと集合の棒グラフの指導を通して―

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  • モクテキ ニ オウジタ グラフ オ センタク スル ミカタ ・ カンガエカタ ノ イクセイ : ショウガッコウ ダイ3 ガクネン ニ オケル ツミアゲ ト シュウゴウ ノ ボウ グラフ ノ シドウ オ トオシテ

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本研究では,小学校第3学年における目的に応じたグラフを選択する数学的な見方・考え方の育成を目指し指導を改善し,その実践を通して指導改普への示唆を得ることを目的とする。<br>  まず数学的な見方・考え方が働く問題解決過程をPPDACサイクルとして捉えた。PPDACサイクルを辿りながら,単元の終末に目的に応じたグラフを選択する活動を設定し,実践授業を試みた。その実践の発話記録とワークシートの記録から,児童の目的に応じたグラフを選択する数学的な見方・考え方の表出の有無や傾向を分析した。<br>  その結果,本実践が積み上げ棒グラフと集合棒グラフの価値を創造し,目的に応じたグラフを選択することができるという示唆を得ることができた。

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