企業の環境経営と公益 : エコデザイン商品と公益性の関連について

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  • キギョウ ノ カンキョウ ケイエイ ト コウエキ エコ デザイン ショウヒン ト コウエキセイ ノ カンレン ニツイテ

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抄録

論文(Article)

本研究は企業の環境経営が社会システムの公益性にどのように関わっているのか、更に活動の公益性を高めるにはどうしたら良いかを解明することを目的としている。企業の環境経営はトップダウンによる環境マネジメントシステムを骨格として、環境配慮生産活動(ゼロエミッション等)、環境配慮商品(エコデザイン商品)作りおよび社会に向けた環境保全システムの提供の環境活動とそれら活動結果を環境報告書やエコラベル等により利害関係者(ステークホルダー)へ情報を提供する情報公開活動より成っている。本来環境が持つ公益性から、企業の環境経営は公益性を有しているが、更にエコデザイン商品の公益性を社会システムの中で高めるためには、ステークホルダーの環境に対する公益的視点、公益性の認識と深く関わっており、企業の情報公開のあり方とステークホルダー側との双方向コミュニケーションのあり方について今後検討していく必要がある。

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