笑顔の導入と「ありがとう」を言葉にすることで人間観権が向上するかの検討

抄録

フィッシュ哲学から楽しく働くためのヒントを得、私たちも「より楽しく働きたい」という想いから日頃の態度を振り返った。仕事が忙しい時やスムーズにいかない時につい出てしまうイライラした態度や表情は、周囲の人達に不快感を与え、職場環境の重要な要因である人間関係に悪影響を及ぼす一因である。そこで笑顔を導入し、「ありがとう」を言葉にすることで、人間関係におけるイライラの悪影響が緩和され、より人間関係が向上すると考えた。1ヶ月間笑顔の導入の練習と感謝カードを用いて「ありがとう」を伝えることを実施し、看護師用職場コミュニティ感覚尺度と期待される効果のアンケート調査を前後で行い、比較検討した。結果、コミュニティ感覚・期待される効果ともに向上し有意な差がみられた。笑顔と「ありがとう」を言葉にすることは承認の機会を増やし、協力関係を高めたことで人間関係の向上につながった。

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  • CRID
    1050846637962533248
  • NII論文ID
    120006794560
  • ISSN
    13496093
  • Web Site
    https://sapmed.repo.nii.ac.jp/records/11729
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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