青年期の健康的なライフスタイルの認知と実践 : 看護学生を対象として

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タイトル別名
  • セイネンキ ノ ケンコウテキナ ライフスタイル ノ ニンチ ト ジッセン カンゴ ガクセイ オ タイショウ ト シテ
  • The Recognition and Practice of Healthy Lifestyle in Adolescence : Survey of Nursing Students

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抄録

本研究は青年期にある看護学生の健康的なライフスタイルを認知と実践の観点から調査し、その特徴を明らかにすることを目的とした。54名の看護学生にHealth Promoting Lifestyle Profile II(開発者の許可を得て日本語訳して使用)、うち26名に食生活・活動調査票による調査を実施した。その結果は以下の通りであった。(1)看護学生のライフスタイルは認知的側面、実践的側面とも青年期の特徴を反映し、健康責任、身体活動、食生活上の改善が必要であった。また自己のライフスタイルに関心があると考えられる者がより健康的な生活であった。(2)青年期では身体活動に関する認知と実践は一致しているが、食生活に関しては必ずしも一致していないことが示唆された。(3)青年期にある者が自ら健康的なライフスタイルを獲得するためには、生活の振り返りなどを通し、自己のライフスタイルへの興味や関心を喚起できるような学習体験が必要である。

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