Development of co-dominant SCAR marker for disease resistance genes Cf-9, Frl, I-1 and I-2 in tomato

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  • トマト病害抵抗性遺伝子(Cf-9、Frl、I-1、I-2)の共優性SCARマーカーの開発
  • トマト ビョウガイ テイコウセイ イデンシ(Cf-9 、 Frl 、 I-1 、 I-2)ノ キョウ ユウセイ SCAR マーカー ノ カイハツ

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トマトの効率的な育種には共優性マーカーの利用が不可欠である。トマトの重要な病害抵抗性遺伝子である葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)、根腐萎凋病抵抗性遺伝子(Frl)、萎凋病レース1抵抗性遺伝子(I-1)および萎凋病レース2抵抗性遺伝子(I-2)について、特異的な配列を増幅するプライマーセットを組合せた共優性SCAR(sequence characterized regions)マーカーを開発した。これらのマーカーの増幅サイズは約550bp以下であり、PCR反応条件をほぼ同じに揃えることができた。また、一般的な2%アガロースゲルによる電気泳動でもヘテロのバンドを容易に認識できた。これらの共優性マーカーを用いて、トマト47品種の遺伝子型を調べたところ、Cf-9、I-1、I-2については、メーカーの品種カタログで遺伝子の保有が明記してある品種は、抵抗性ホモまたはヘテロとなり、カタログ表記と完全に一致した。Frlについては、「ルネッサンス」、「アイタキ1号」および「TYファースト」の3品種を除いて、カタログの表記と一致した。

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