乳成分等の低減を可能にする飼料用米を用いた離乳子豚用飼料の開発(3)

書誌事項

タイトル別名
  • Development of weaned pig feed using feed rice to allow the reduction of milk components (Third Report)
  • 乳成分等の低減を可能にする飼料用米を用いた離乳子豚用飼料の開発(第3報)
  • ニュウセイブン トウ ノ テイゲン オ カノウ ニ スル シリョウ ヨウマイ オ モチイタ リニュウ コブタヨウ シリョウ ノ カイハツ(ダイ3ポウ)

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説明

乳成分5%配合離乳子豚用飼料における主要穀物原料による給与効果の違いを比較検討するため、主要穀物原料としてトウモロコシおよび玄米を配合した飼料を3~6週齢の離乳子豚に給与し、飼養成績、下痢発生回数、乾物消化率および経済性について調査した。1 玄米を配合すると飼料要求率および乾物消化率が有意に向上するとともに、発育が改善する可能性があることが明らかとなった。2 飼料摂取量および下痢発生回数は、試験区間での差や一定の傾向はみられなかった。3 経済性について、玄米主体乳成分5%配合飼料は慣行飼料に対し33円/kgのコスト削減になった。4 離乳子豚用飼料の主要穀物原料としてトウモロコシを玄米に代替することで、乳成分を5%に低減しても離乳子豚の良好な発育を維持でき、離乳子豚用飼料の原料コスト削減につながると考えられた。

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