学農社農学校卒業生による西洋野菜・果樹の普及活動
書誌事項
- タイトル別名
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- Dissemination activity of western vegetables and fruits by graduates of Gakunousha Nougakkou
- ガクノウシャ ノウガクコウ ソツギョウセイ ニ ヨル セイヨウ ヤサイ ・ カジュ ノ フキュウ カツドウ
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説明
わが国に西洋野菜・果樹を導入,紹介した先駆者として知られる農業啓蒙家・津田仙が創立した学農社農学校は,国内で最も早くに創立された農学校であった。開校期間は明治8年(1875)から明治17年(1884)までの10年足らずであったが,西洋農学を取り入れた学理的,実践的な教育を行った。本稿では,学農社農学校卒業後に西洋野菜・果樹の研究,栽培に携わった福羽逸人,立花寛治,橘仁,阿閉政太郎の4人を取り上げ,彼らの取組みとその成果についての検討を通じて,同校が果たした役割について明らかにした。その結果,学農社農学校における教育が,彼らが西洋野菜・果樹栽培を行う上での動機または知識源となり,ひいては明治期の農業生産,技術の近代化と発展に寄与したことを実証した。
収録刊行物
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- 農村研究
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農村研究 (128), 1-11, 2019-03
東京 : 食料・農業・農村経済学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050846637965014528
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- NII論文ID
- 40021907600
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- NII書誌ID
- AN00202024
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- ISSN
- 03888533
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- NDL書誌ID
- 029712810
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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